ページ内を移動するためのリンクです。

元プロバスケットボールプレイヤー 林 りん太郎×北浜整骨院 院長 田中宣行

 現役時代は他の選手と同じ練習をしていても、私だけ特に足に疲れが残ることが多かったように思います。

田中院長 足に疲れが残る原因の多くは、骨盤が傾いているとか、ローテーション(回旋)してしまっていることで、腰や背骨の神経が圧迫されて筋肉に影響が出ていることが考えられます。それは先程の施術で矯正しておきましたので、あとはプレー後のクールダウンをしておいてください。

 そういえば、施術する前にどこが痛いか言わなかったのですが、なぜ分かったのですか?

田中院長 長年の経験で、林さんがご来院された時の立ち姿、歩き方や座り方などの所作を見れば、大体のことが予想できます。患者さんの中には、私に言われるまで気がつかなかった症状を見つけ、驚かれることもありますよ。

 「感覚神経治療法」というのは、私が整骨院でよく施術されるマッサージ的なものとは全く違う感じがしたのですが?

田中院長 そうですね。(感覚神経治療法)が大事にしているのは、神経の通りを如何にスムーズにするか、どのように働かさせれるかということです。神経の通りがスムーズにいくと、それに投射された筋肉や関節も正常に動きはじめます。

人間の神経には、運動神経と感覚神経があります。運動神経は遠心性により筋肉に投射されているので、触診や運動にて分かります。しかし、感覚神経は求心性なので、本人にしか症状が分からないのです。

「感覚神経治療法」の大きな特徴は、患者さんが痛い、こしょばい、痺れる等といった自分自身にしか感じれない症状を私に伝えていただき、それを基に分析して感覚神経の通りをスムーズにし、正常な機能を取り戻す治療法です。

 神経を正常に働かされることで筋肉や関節も変わるということですね?

田中院長 はい、変わるというよりは、本来人間に備わっている機能を、正常な状態に戻してあげるということです。生活習慣や間違ったトレーニングにより、使われなくなった筋肉や関節まで正常に動きだしますので、運動能力は上がりますし、筋肉も効率よくつきやすくなります。

 他のスポーツ選手の事例はありますか?

田中院長 スポーツに特化した治療法ではないのですが、例えば『ゴルフ選手が飛距離は出るけど、どうしても打球のコントロールにばらつきがあると仰っていた方が、治療後には安定した打球を飛ばせるようになった」ですとか、『マスターズ水泳をされている方が、60歳の時に治療に来られて、記録を更新された』ですとか、ちなみにそれまでの記録は、46歳の時に出したものらしいです。

番外としましては、ピアノで弾けない曲が弾けた。書道で知事賞を取れるほど、良い字を書けるようになったという方もおられます。

 なるほど、パフォーマンスが変わるっていうことですね。普段は何を意識して過ごせばいいのでしょうか?

田中院長 何も意識しないでください。笑 人はそれぞれ生活習慣や仕事環境は違いますし、なかなかそれは変えれません。私は、その環境下の中でも充分に耐久できるように治療します。月に一度でも、年に一度でもご来院していただいて、身体のメンテナンスをされたらと思います。

 では、ダイエットとかにも効果があるのですか?

田中院長 かなり効率よくダイエットできるようになったと喜んでいただいております。

 楽して痩せられるのですね?

田中院長 実際はちょっと違います。身体が正常な状態に戻るということは、運動等でカロリー燃焼を頑張れば体脂肪は消費しますけど、逆に摂食した分も効率よく身体に体脂肪はついてしまいます。ダイエットにも体脂肪の増加にも効率良く働くということになります。

 早速、今からトレーニングしたくなってきました!