突然、動けない程の腰痛になり、
レントゲンを受けたが異常なしと 言われた方
レントゲンは骨を写すものなので、筋肉や椎骨板など は写りません。
なので、筋・筋膜性腰痛や椎間板ヘルニア・椎間関節(椎骨と椎骨の間)の炎症などによる腰痛に関しては、レントゲンだけでは判断できません。
また、骨でもズレや多少の変形は、見逃されがちです。
もし、ズレや多少の変形が見つかっても、シップ・痛み止めの注射・飲み薬などで、様子を見ましょうと言われてしまうことも多いです。
しかし、このような場合でも骨盤のズレ、腰椎のアライメント(配列)を整え、神経の通りをよくすることにより、症状の改善が可能です。
骨盤のズレ、腰椎のアライメントの崩れによる腰痛について書いていきます。
1.骨盤・腰椎により、骨が直接神経を圧迫する場合
骨盤のズレや腰椎のアライメントが崩れたりすると、腰周りの筋肉全体に緊張(こわばり)が生じてきます。
そして、骨盤や腰椎の間を通る神経に圧迫が起こると、強い痛みを引き起こします。
長年の生活習慣、例えば足をよく組む、背中の丸くなる姿勢、運動不足など、一見些細なことに見えることでも、いつの間にか骨盤や腰椎のズレ、崩れが生じ、長期間積み重なってある日限界を超えて、突然、前触れもなく腰痛が始まったように見えることがあります。
2.腰周りの筋肉に緊張が生じて、神経が圧迫する場合
長期に渡る姿勢の悪さ、筋肉、特に体幹の筋肉の衰え、柔軟性の低下、仕事や趣味で一部の筋肉をよく使う、長時間同じ姿勢いる、睡眠不足、体重増加などで、腰周りの筋肉は緊張してきます。
3.運動やトレーニングをしているのに、腰痛が出てくる場合
身体のバランス(骨格・筋肉)が崩れているために、より身体のバランスを崩す方向に筋肉がついて言っている場合があります。
運動やトレーニングをしているのに、なかなか筋肉がつかない方や、痛みが出てしまう方は、身体を整えてから、運動やトレーニングをしてみると良いですよ。